4年ぶりの青梅マラソン参加 〜 完走!

この間の日曜日は、(第45回)青梅マラソン大会でした。天候は曇り、風はなし。スタート前は寒かったのですが、走るのには丁度良いコンディションでした。

青梅マラソンは、僕がはじめて参加した市民マラソン、思い入れが強い大会です。初参加は25歳くらいだったと記憶しているので、今から20年近くも昔の話です。それから、可能な限りは毎年出ていたのですが、この4年間はスキーに集中するため参加しませんでした。今年、ひさしぶりにスタートラインにつき、無事完走することができました。めでたし、めでたし。

コースは10キロと30キロ。30キロには15,000人がエントリーしたそうです。東京近郊では、屈指の伝統を誇る大会と言えるでしょう。最近始まった大会と比べると、劣る部分もあります。参加者の多さに対してコースが狭く、特に人が密集する前半5キロは自分のペースが作れません。しかし、青梅街道を15キロ、ひたすら進んで折り返す、という分かりやすいコース設定と、沿道の人たちの熱い声援が心に残る、楽しい大会です。

今年も、たくさんの人が集まって、記録更新に燃える人、己の限界に挑戦する人、大会の雰囲気を楽しむ人、応援する人・・・、人、人、人でコースも会場も埋めつくされました。

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今年の記録は、手元の時計で2時間33分。前回(4年前)は2時間29分でした。その前回の記録を意識して走った訳ではありませんが、良くて2時間30分、悪くて40分を狙っていたので、まずまずの結果でした。今シーズンは、1月下旬にスキーから戻ってからひいた風邪が、その後の練習に影響し、調子を上げる時間がなかったので上出来です。

2007年と2011年のラップタイムを比較してみました。

既に書いたように、青梅マラソンはコースが狭く、最初の数キロは自分より遅いランナーをかわして前に出るのが大変です。今年は、あまり無理をしないようにしました。しかし、前半を抑えたからと言って、後半が良くなる保証はありません。今年は筋トレをあまりしなかったので、途中の登り坂では時間がかかっています。太もも前の筋肉が不足していると感じました。

今年は、ピラティスをはじめたおかげで、股関節まわりのインナーマッスルが鍛えられています。22キロの登り坂ではタイムが5分30秒になり、精神的にも「もう駄目か!」と思ったのですが、そこから平地〜下り坂を繰り返すたびにタイムが5分近くまで戻ってきました。股関節を使ってスピードに乗ったのが、タイムが大崩れしなかった要因でした。

いつもは本当に辛い最後の3キロで、スピードが上がったのは本当に驚きでした。レース途中は辛い場面もあったのですが、最後の3キロで気持ちよく走れたので、とても気分よくレースを終えることができました。

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ところで後半。僕の少し前に、ミッキーマウスのコスプレをした人が走っていました。ミッキーは沿道の子供たちに大人気で、「ミッキー!ミッキー!」という声援に手を振って応えていました。

その後ろに辛そうな顔で走っていたのが僕です。少しはタイムにこだわるレースでも、なるべく楽しく走ろうと心がけているのですが、自分の限界近くにまで追い込むマラソンは、そうも言ってられません。

後ろ姿のミッキーも、背骨が少し曲がり、心なしか辛そうな表情を背中で語っていましたが、沿道の人にはそういう姿は見えなかったでしょう。役者でしたね。

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どのマラソン大会も、主催者やボランティアの方々、その地域の人々が大変によい準備をして下さっています。青梅マラソンでは、その中でも地域の人々による暖かい激励が、心に届く大変に良い大会です。

また来年も戻ってこよう。




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