バランスを保つための時間

週末は嫁の故郷である青森県八戸に行ってきました。金曜の19時に東京駅を出て、新幹線が八戸駅に着いたのが23時すぎ。震災の影響で、一部の区間では速度を落として運転していたため、いつもより1時間以上時間がかかります。それでも、金曜日に現地に着いたので、土・日とたっぷり堪能してきました。

八戸と言えば魚。親戚を交えて市場の寿司屋で旨い鮨を頂き、朝食の焼き魚定食も驚くほどうまいから、それだけで来た甲斐があったと思い、嬉しくなります。しかも、既に知っている土地では、観光したいという気持ちも起きないので、温泉に行ったりラーメン屋に行ったりと時間を贅沢に使うのです。

この週末は、心と体を取り戻す良い時間が過ごせました。仕事でいろいろな目標ができ、相応のスピードや力でこなせばこなすほど、目標と現実のギャップに遭遇します。その度に、心が揺さぶられたり、自分の気付かないところで体に力が入ったりするようです。そういう歪みや無理は、時間をかけて少しずつ心身に影響を与えるのだと思っているのですが、今回の旅行でかなりの部分を解放できたようです。

金曜日や土曜日の午前中は、せっかく休みに入ったのに、休めるという開放感を楽しむ余裕がありませんでした。注意力も散漫で、嫁の話もあまり聴いてあげられなかったような気がします。しかし、土曜日の午後あたりから、仕事の悩みや疲れとも折り合いがつき、自分の軸を確認することができたような気がします。

いつも懸命に支えてくれる嫁の笑顔やリラックスしている姿も良かったのでしょう。自然が楽しめる環境や、旨いものを食べることも大事ですが、いつも一緒に頑張ってくれる人が、一緒にリラックスしてくれるというのは、絶大な効果があるような気がしました。




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