コーチングを再開

約1年ぶりにコーチングを受けました。今月から、毎月受けていく予定にしています。

以前は、ファウンデーョンと言って、自分の軸や価値観のチェックや認知を行うためにコーチングを受けていました。精神的な支柱を作ったり、確認すると言っても良いかもしれません。

その頃は、仕事が大変に難しい時期に差し掛かり、ストレスにさらされていたのでした。しかし、その頃に出会った嫁がそばで話を聞いてくれた効果もあって、自分の中に軸が出来た感じが今はします。

そのおかげもあって、ファウンデーションを形成するプロのコーチングは自分には要らないと思って、しばらくコーチングを中断していました。仕事もしていなかったし・・・。

しかし、今の仕事を始めてから、上司や同僚を相手に相談する関係はまだ作れていません。人としての付き合いは良くても、お互いにコーチングをし合うような関係になるまでには、時間と労力、そしてコーチング文化を評価するという価値観が共有されなくてはなりません。

そこで、今回はいわゆるオーソドックスなコーチング、つまり自分の悩みや課題に対して、プロのコーチならではの質問を客観的にして頂くという形式にしたのです。

思えば、前の会社では、上司にも相談ができたし、同僚とも相談し合う仲間がいたので、非常に恵まれた環境だったことが再認識されました。僕も、そうした会社を作っていこうと、心に決めています。




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バランスを保つための時間

週末は嫁の故郷である青森県八戸に行ってきました。金曜の19時に東京駅を出て、新幹線が八戸駅に着いたのが23時すぎ。震災の影響で、一部の区間では速度を落として運転していたため、いつもより1時間以上時間がかかります。それでも、金曜日に現地に着いたので、土・日とたっぷり堪能してきました。

八戸と言えば魚。親戚を交えて市場の寿司屋で旨い鮨を頂き、朝食の焼き魚定食も驚くほどうまいから、それだけで来た甲斐があったと思い、嬉しくなります。しかも、既に知っている土地では、観光したいという気持ちも起きないので、温泉に行ったりラーメン屋に行ったりと時間を贅沢に使うのです。

この週末は、心と体を取り戻す良い時間が過ごせました。仕事でいろいろな目標ができ、相応のスピードや力でこなせばこなすほど、目標と現実のギャップに遭遇します。その度に、心が揺さぶられたり、自分の気付かないところで体に力が入ったりするようです。そういう歪みや無理は、時間をかけて少しずつ心身に影響を与えるのだと思っているのですが、今回の旅行でかなりの部分を解放できたようです。

金曜日や土曜日の午前中は、せっかく休みに入ったのに、休めるという開放感を楽しむ余裕がありませんでした。注意力も散漫で、嫁の話もあまり聴いてあげられなかったような気がします。しかし、土曜日の午後あたりから、仕事の悩みや疲れとも折り合いがつき、自分の軸を確認することができたような気がします。

いつも懸命に支えてくれる嫁の笑顔やリラックスしている姿も良かったのでしょう。自然が楽しめる環境や、旨いものを食べることも大事ですが、いつも一緒に頑張ってくれる人が、一緒にリラックスしてくれるというのは、絶大な効果があるような気がしました。




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人は見た目が・・・

先日の記事でメディア・トレーニングについて書きました。スピーチのトレーニングという側面が強いため、当然ながらにビデオで撮影され、それをレビューしながら問題点の指摘を受けます。

そこで自分の立居振舞いに愕然としました。

まず猫背。そして質問中は口が開いています。髪の毛も、ボサボサとまではいかないまでも、隅々までセットされた感じがありません。きっと知らない人が見たら、まさに「誰、この人?」と言いたくなるような感じです。

そんな風貌から出てくる言葉には説得力がありません。これではいけない、と思いました。思えば、前にプレゼンテーションのトレーニングを受けたときに、同じような指摘を受けたことがあります。すぐに修正です。

すると、次からは発言が堂々としたように見え、声質にも張りが出ました。人は中身ですが、自分を見てもらうチャンスが一度しかないビジネス(正確には、それによって今後の付き合いが決まる場面)では、見た目や第一印象を形成する声や、まさに印象そのものは重要です。

普段はピラティスをやって、姿勢をより良く、呼吸を深く、そして心身ともに健康に生きようとしています。しかし、日常では、ほとんど実践できていないことが認識されました。それ以来、できる範囲から意識をして、少しでもしっかりした印象を与えられるようにしています。たったこれだけのことでも、自信が付け加わった感覚があるので、本当に不思議です。

積み重ねれば、いずれ慣れるようです。辛抱強く、意識してみたいと思います。




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はじめてのメディア・トレーニング

先週、メディア・トレーニングというものをはじめて受けてきました。

メディア・トレーニングとは、新聞や雑誌、テレビなどのインタビューに答えるための準備をするものです。しかも、半分は英語。

僕は、取材に応じることがあっても日本語だけだと思っていたのに、「英語のコースの方が良いから・・・」という理由で、英語のセッションを受けることになってしまいました。

案の定、英語のスピーカーの質問は速く、ケース・トレーニングでビデオが回っているから緊張もし、しどろもどろで最初のケースは終了。「通訳を付けた方がいい」と言われて「最初からそのつもりだわい(怒)」と思ったのですが、この英語のセッションはなかなか良かったのです。

インタビューの質問すべてが、話し手にとって都合の良い質問になるとは限りません。このとき、質問を受けつつも自分の話したいポイントに流していく答え方を「ブリッジ」と言うそうです。

このブリッジに相当する答えの切り返し方は、英語の表現の方が洗練されているようです。日本語だと、1つの例では「むしろ」という単語があるのですが、「むしろ」を言う前に幾つか言葉を並べないと会話が不自然になってしまいます。それを、簡潔にまとめて言うのは、英語で感覚を得てから、日本語に慣らすというのが良いようなのですね。

英語は、基本的に直接的にメッセージを伝えるので、トレーニングの第一段階には良かったみたいです。

メディアの場合は、すべての質問に答えてもらえなくても、記者も慣れているから良いとのこと。これは顧客と話す機会が多い人にとっては、世界がまったく異なります。

顧客との会話では、逃げる答え方はあるものの、基本的には顧客が満足する形で徹底的に会話に応じます。しかし、メディアでは、記者のペースに引き込まれると、こちらのメッセージが伝わらないまま、記者の質問の流れに引き込まれていってしまうようです。トレーニングとは言え、そして極端な質問構成だったとは言え、一度記者の質問の流れに引き込まれ、ブリッジを使えずに答えていくと、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

はじめて教わることばかりで、終わった頃には背骨が痛くなるほど、頭も体もフル回転した研修でしたが、とても勉強になりました。




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セミナー講師の準備

仕事で、来月6月にセミナー講師を務めることになりました。
大小さまざまなセミナー講師の経験がある私ですが、今回のオーディエンスは始めてなので、楽しみでもありドキドキでもあります。

内容は「世界経済の動向について」という広いテーマなのですが、かなり分かりやすく説明をする必要があるので、広範囲の資料をもとに、分かりやすい事例やデータを取捨選択して、そして分かりやすく構成していかないといけません。

セミナーもプレゼンも同じですが、スライドの構成や出来具体でそのセミナーの80%は決まると思っています。したがって、準備において最も大事なのは、スライドの構成であり、1枚1枚のデータやメッセージ、そして見栄えです。

仕事ではさまざまなデータや記事に触れていますが、自分で構成するとなると、勝手が違います。頭の中で、「これをこうして説明しよう」と決まっても、それを上手く説明するデータや図、グラフが手元になかったりします。

ここで、Evernoteにクリップしておいた記事が大活躍でした。あるキーワードで過去のクリッピングした記事を探すと、関連するデータや、データソースに辿り着くことができます。データは新しいものに更新しないと、セミナーやプレゼンの鮮度が損なわれてしまいます。

関連記事に到達して、使える図表を見つけることができても、そのデータは常に新しいとは限りません。その場合、自らデータソースにアクセスして図やグラフを一から作らないといけないのですが、データに辿り着くということは最初に一歩になるのです。

始めてのオーディエンスに向けたセミナーは、思いのほか普段使っているデータソースとは異なるところからデータを集めないといけないので、時間がかかります。しかし、これも一度経験してしまえば、後のシリーズ化は容易なので、今は苦労してでも通るべき道だと思っています。




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利害を超えた人脈

数か月前に転職したというのもありますが、社外の人との交流が今とても盛んです。前の会社では10年以上も同じような仕事をして、しかも外資系では転勤がないから、人の輪が広がることは滅多にありませんでした。僕の仕事が内勤だったからというのも関係しています。

最近は、転職直後というのも関係していますが、以前の同僚や取引先とランチをご一緒させて頂くことが多いのです。その中でも、以前からの取引先とは、利害なくお話させて頂いて、とても良い刺激を頂いています。

ある方とは、会社単位での付き合いはあるものの、お互い担当者という立場ではないので、ビジネスの話は一切なし。個人的な話もしますが、広く業界の話などで意見を交わしたり議論をさせて頂いています。

この利害なくお話させて頂く関係というのは、自分にとって、とっても貴重なものです。

その「ある方」から、GW前に1つのレポートを紹介して頂きました。昨日、やっとそのレポートを読む時間ができたので、今朝は御礼を兼ねて感想を送らせて頂きました。すると、偶然にも今日お昼にばったり会って、その感想に対する御礼と、そのレポートについて短い時間でしたが2〜3意見を交わさせて頂きました。

そんな関係の知人や友人が、この数か月で急に増えたような気がしています。

意識的に広げる人脈も大事ですが、こういう関係の深まりというのは良いものですね。



【編集後記】連休中は、ずっと東京にいました。普段テレビをほとんど見ないのですが、たまたまNHKの将棋名人戦の番組を見ました。知らなかったのですが、その名人戦では考える制限時間がないようなのです。中継では考えている様子が時折映し出され、それ以外はずっと解説という構成でした。
一手打つのに75分とか、かかっているらしいのです。そのため、放送時間は45分ほどで、僕が見た朝の番組では「次の放映は夕方になります」と言っていました。
「今日の夕方は、まだ続いているでしょうねえ。その頃になると、少し激しくなっているのではないでしょうか〜」という解説からは、とても気の長い話のように聴こえました。
まるで、クリケットの試合のようです。



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久しぶりの

久しぶりの日記です。

3月に会社が変わり、地震があって、新しい仕事についていくのに精一杯で、春が来て、体調維持に時間を費やし、あっという間に5月が来てしまいました。

思いや考えをいろいろ書きたかったのでしょうが、何から書いてよいか分からず、時間もなく、そのまま日ばかりが過ぎ去っていくようです。

ゴールデンウィークに入り、少し呼吸をゆっくりする機会を得たようです。しかし、今のうちに冷静に考え、連休明けからのいろいろな事の間の、時間配分や優先順位を決めていかなくてはと思っています。日記を書く時間も確保したいですね。思ったことを表現するということは、自分の中でも重要な時間で、時に自らが気付きを与えてくれます。

 ※ ※ ※ ※

ゴールデンウィークは自宅で過ごします。わが家は毎年、人の少ない都心に居残ることにしています。今年は少し風景が違うようですが・・・。

金曜日は、前の会社の友人がシンガポールに行くというので、お別れ会的な飲み会がありました。彼は外国人なので、飲み会も外国風。会の時間だけが決まっていて、その時間内に適当に行って、立食で適当に話し、適当に帰るという自由な形式です。知っている人は他にいなかったのですが、そこで知り合った人と楽しい時間を過ごしました。友人つながりで、知人が拡がるというのは良いものです。

お話した外国人の人たちはみなさんが日本在住ですが、日本のアジアにおける立ち位置が特別なものではなくなっているという感覚を改めて感じました。でもみなさんは日本を愛しているので、何とかしたいという思いは共通でした。


土曜日は、嫁とピラティスに行き、普段よりも上のクラスでぜいぜいしながらも、充実した気持ちになれた日でした。午後は、わが家の屋上で愛犬を交えた飲み会です。わが家の屋上は、過去2年、前のオーナーが残した状態で、手入れが必要だったのですが、今年になって重い腰をあげてリフォームし、先週ようやく完成しました。

風の強い日でしたが、360度、空が見えるという点からも、リラックスできたひとときでした。愛犬は、陽だまりで寝たり、おやつをおねだりしたりと楽しそうでした。




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