ようやく明るい兆し

難聴と自律神経を患って、仕事を休止してから、はやいもので1ヶ月が経ちました。

いずれの病気も、すぐには改善しない厄介なもの。僕は難聴は5年ほど前にかかったことがあり、薬の副作用や、こうした病気があるんだなあ、というショックに対する反動があることは知っていて、今回もそういう意味で倒れてからの方が辛い。

しかし、今回は2回目。自律神経は始めてだったけれど、難聴と似たようなパターンなので、落ち着いてあわてずに対処することができている。しかし、一日はあまりにも短くって、際立った変化がないまま時間ばかりが過ぎていく。

この「時間ばかりが過ぎていく」と認識できていることは、実は明るい兆しだと思う。以前は、疲れがひきずってぼーっとしたり、何もする気が起きなくなったりと不安定なことが多かった。薬だけでなく、はり治療の効果もあるのだろう。「自律神経の方は軽い運動が良いですよ〜」とお医者さんに言われたことも思い出し、そろりそろりと運動も始められる状態までに回復している。

仕事への復帰はもう少しの時間が必要のようだ。しかし、特に今の会社に入ってからの10年はまさに怒涛のように過ぎていったから、自分の体をいたわるようにしよう。

おおげさかもしれないけれど、自分が吸っている空気、過ごしている時間、感情の波、音や匂いなどの五感、両足が地面を押さえたときの反作用の力、などが手に取るように感じられてきた。自分の体があること、体であることに感謝しよう。




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