新しい仕事も頑張りますよ 〜 自分をリセット

来月からまた勤め人として、お仕事に励むことになります。仕事内容は、以前のものと似ています。約1年間にわたった充電期間では、その仕事に関することを中心に、知識や知見を得てきたつもりです。そうしたことからは、大きな変化ではないように思います。

しかし、新しいお仕事では、相応の挑戦もあります。挑戦に出会えたことが、何よりのご褒美であったと思います。1年間の間では焦ることもありましたが、挑戦に出会うために辛抱してきて良かったと思います。

その挑戦とは、自分をワクワクさせるし、時には不安にもさせるものです。いつのときも、新しいことに取り組むときは、その2つの思いが自分を大きくさせてくれました。今回も、そうした感情と素直に向き合って、自分と周囲との世界をしっかりと見ていきたいと思います。

大きな変化がないと言っても、過去に自分が得たことや成し得たこととは一定の距離を取った方が良いようです。この日記でも「成功体験」というキーワードについて、いろいろな感情や感覚で語ってきましたが、新しい挑戦をするときは、自分自身の内面においても、そして周囲に語りかける言葉においても、成功体験をいったんはしまって、まっさらな気持ちで取り組む方が良いように思いました。

成功体験に似た話として、前の会社が持っていた魅力という話があります。

その「前の会社」は、会社合併によってなくなってしまいました。「前の会社」や、そこで過ごした同僚たちとの時間は、自分にとってはかげがえのないものだったことを、この1年で何度もかみしめてきました。それはもう戻ってきませんが、今度は僕がそうした環境を作っていく番だと何度も何度も思いました。

これは、言葉で語るものではなく、実体験をさせることで伝えることができる価値観です。つまり、僕が作りたい環境は、「こういう環境を作るよ」と言っても伝わらないし、ましてや「前の会社はこうだった」などと言うべきではありません。いつしか、その環境に周囲の人が身を置くことで、「ああ、良かった」と思えるようなことをしていきたいのです。


自分自身が、着なれた衣を脱いで、しかし心の中にはその着心地を大事にしまっておき、新しい地を踏みしめる、という準備ができたようです。




【編集後記】僕にとっては非日常空間である沖縄で、時に遊び、時に本を読み、時に自分と語りあい、気持ちを落ち着かせながらも、エネルギーをためているところです。この1年間、ずっと僕を支えてくれた嫁とも、大切な時間を過ごさせて頂いています。
今週の沖縄は、気温が23度まで上がり、初夏を思わせるような素晴らしい天気です。大好きな泡盛は、いつもよりも飲みすぎました。まもなく東京へ戻ります。




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