2008-01-01から1年間の記事一覧

ソノマへドライブ

先週の週末、サンフランシスコからソノマにドライブをしました。 アメリカでのドライブはそこそこ慣れているものの、サンフランシスコは一方通行も多く、坂も急なのでおそるおそるスタート。1時間半ほどでソノマの街に着くことができる。ワイナリーが点在し…

グローバル・リーダーシップ

今日(現地時間で11日)まで、サンフランシスコのオフィスで働いていました。僕の本拠地は東京ですが、サンフランシスコは規模にして5〜6倍くらいはあるだろうか。いろいろな専門家が集まって、それぞれの意見をはっきり言い、言ったからには完結するよう…

上司からの権限委譲と自分で役割を伸ばすことの両立

昼休みに時間をかけて、権限委譲(デリゲーション)と新しい役割を伸ばすことについて考えていた。どちらも、部下に対する教育の話題である。権限委譲は、言うまでもなく、「部下にマネージャーの仕事を取ってもらう」ということ。上司である僕が口出しをし…

最強のコーチング

早稲田ラグビーを頂点にもっていった清宮監督の本である。僕は、サッカーやラグビーというスポーツが大好きで、しかも学生の試合もプロの試合も好きなものだから、この本はとても興味を持って読み進めた。学生の場合、毎年チームが変わっていくという意味で…

師匠と弟子

数年ぶりに師匠とお会いしてきました。遡ること14年。何も知らずに、証券調査の仕事を駆け出した頃、最初の上司だった人です。この方、普段は温和なのですが、仕事となると大変厳しい。一つの信念というか、哲学にあたるものがあって、それからはずれると、…

殻を捨てよう!

仕事に対する姿勢についての話です。今日は、「自分で仕事を作って進めるタイプか否か」といった話を同僚としていた。僕は、上司や周囲から言われる前に仕事を見つけることを好む。その際に、周囲の雰囲気や意見は気にはするが、仕事を進めるかどうか迷った…

社会的責任

今週は、ある証券会社の日本株ストラテジストさんと話をしていました。僕が勤めている資産運用の会社は、おかげさまで顧客からの支持を得て、業界の中では大手と言われるようになった。そのため、いろいろな証券会社やデータベンダーからアプローチがある。…

オフィス間の流れ〜新しいことを考え流れをつくる

出張中のここ1週間は、米国拠点の人たちと情報交換や、課題についての議論、今後の方向性について話し合っていて、日記に向かう時間がなかなか取れなかった。今回会った人を、いつもの顔ぶれよりも幅広い。所属チームや役職などを広げてみたのだ。しかも会…

企業のライフサイクル〜リーダーは常に考える

ウォートンの研修も4日間が終わり、先ほどフィラデルフィアからサンフランシスコに移動してきたところです。夜10時過ぎにこちらの空港に着いたにもかかわらず、空港は出発を待っている人が「どよ〜ん」としていて、疲れがどっと増した感じがしました。研…

ウォートン、マネジメント研修の2日目

昨日に続いて、ウォートン・スクールでのマネジメント研修の話題です。 ※ ※ ※ ※ここまでの印象を一言で述べると、意外に「数字による論証が少ない」ということだ。僕の思考法が少し偏っているのかもしれない。たとえば、僕は学校では統計を専攻し、普段の仕…

カジュアルな会話を通じて… 〜 人間関係(リレーション)の構築

今週はWhartonでマネジメントの研修に参加しています。Whartonは、理解が正しければ、University of Pennsylvaniaの一部でMBAなどのコースに特化したところです。ゆえに、企業向けのマネジメント・コースなどもたくさん用意していて、それぞれの企業にカスタ…

木よりも森を見る

「木よりも森を見る」、言い尽くされた言葉であるけれど、今回の出張の前に改めて感じたことを、文字にしようと思った。今週は、フィラデルフィアのウォートンでマネジメントの研修がある。今回の研修では、プレリーディングの宿題が少なかったので、飛行機…

会議室と見えない会議室は必要か?

ある質問を受けた。「もし、会社の中に弊害があるとしたらそれは何か?」弊害という言葉だったので、商品が重複していたり、部署間で仕事がオーバーラップしていたり・・・、という答えが真っ先に浮かんだが、それよりも変えたいものが僕にはある。それは会…

準備を怠らない 〜 指示される前に動く

今朝は、会社のマネジメントの週次会議。状況の変化や戦略の変更によって予想される、顧客の反応や社内の反応を、社長が参加者に聞いていく。今日はなかなか感心した。ゴールデンウィークをはさんでの会議だったのに、議事が自然に進んでいくのだ。誰かが何…

きょうの猫村さん

「きょうの猫村さん3」を読んだ。シュールなストーリー展開。手書きの漫画がとっても良い味を出している。1巻2巻と読み進めているが、3巻も相変わらず面白い。猫村さんは家政婦さんで、お手伝いしているお家の中で、いろいろな事を発見し学んでいく…。思いき…

先読みで行動しよう

仕事で、目先の課題が増え、忙しくなる。仕事がたくさんあることは喜ばしいことだが、どんな弊害があるだろうか?忙しくなると、仕事をこなすことに神経が向かいがちで、本質的なものにたどり着けなくなる。何でこういうやり方をやっているのだろう、何がベ…

困ったときは手を動かせ・・・

この日は、連休前にもかかわらず、残っていた仕事を遅くまで片付け、そして帰宅。帰宅途中にいろいろな不安が駆け巡り、一時的にパニック状態となった・・・、とは言っても頭の中がいっぱいになって、思考が十分に働かない状況。今やっている仕事の量、質、…

書評〜デッドライン仕事術、ブレインストーミングは時間の無駄?

吉越浩一郎さんの「デッドライン仕事術」を読んだ。吉越さんはトリンプの社長だった人で、メディアにも多く出ていた人なので、ご存知の人は多いだろう。「デッドライン仕事術」の本題でもある仕事にデッドラインを設けよう、というお話や、トリンプで実践さ…

お客さんから学ぶ

僕の業界、資産運用業では、3ヶ月に1度、法人のお客さまに自分たちのサービスの結果を、直接会って報告する決まりになっている。決まりと言っても、「会って報告すること」については、法律で求められているのではなく、慣行である。サービスの大部分を占め…

浦和0−0大宮 [サッカー]

僕にとっては今季初の生Jリーグ。埼スタに浦和レッズと大宮アルディージャの試合を観に行った。ご覧のとおり、今日も暑いぜっ!スタンドはほんの申し訳程度に割り当てられた大宮サポーター席以外は赤一色です。一応、埼玉ダービーと言われるほどの両チーム…

書評〜4-2-3-1

面白い本だった。このタイトルからピンっ!と来た人。じっくりお話しましょう〜。サッカーの布陣の本です。大手町の紀伊国屋をひやかしていて、偶然見つけた本。とはいえ、今売れています的なコーナーに置いてあったので、既に手にした人も多いかもしれない…

書評 〜 コンサルタントの質問力

「質問力」について、以前の日記で書いたことがある。そのときは、「僕は、自分なりの仮説や情報に基づいて質問をしていきます」と書いていた。今日読んだ「コンサルタントの質問力」にも同じ主張があった。この本は、単に質問をするということだけでなく、…

悪いときこそチャンスと考えよう

ビジネスに限った話ではないですが、ビジネスの環境や調子が悪いときほどチャンスだとつくづく思う。良いときは、何をやっていても前向きになれるし、ちょっとした失敗があっても気にせずとにかく前に進めることができる。悪いときは、そうはいかない。何が…

日本橋Tree's

人形町にTree'sというカレー屋さんがある。人形町といえば、老舗「玉ひで」の親子丼であるが、行列が絶えないので、この日は前から前を通って気になっていたTree'sに行ってみた。ここのカレーは、野菜がしゃきしゃきしていておいしい。濃厚な感じというより…

書評〜会社は頭から腐る、現場と厳しさと人を知るということ

冨山和彦さんの「会社は頭から腐る」を読んだ。冨山さんは、産業再生機構のCOOを務めた人だ。彼の強いリーダーシップにより、困難と見られていた産業再生機構の運営は軌道に乗った。何かのセミナーでお話を聞いたことがあったが、彼の力強い言葉とはっきりし…

リーダーシップは誰のもの?

今日のランチは、社内のリーダーシップ研修のフォローアップ・セッションで、僕はスポンサーの立場で参加した。つまりは、オブザーバーというか、質問者の立場での参加。「研修の後、どうでしたか?」「今後、どうやって実践して行きますか?」というような…

動的なコミュニケーションとは〜会議は時間ではなく中身

昨日の雨も桜を散らせるには早かったよう・・・。週末まで桜がもつといいですね・・・。最近、自分へレポートする人たちとは月に1回、一部の人とは週に1回、1対1(one on one)の会議を持つようにしていた。このアイデアは海外のオフィスの人からもらっ…

思い立ったが吉日〜すぐに行動

忙しい週でした…、ってまだ終わっていないけど…。今週は、月曜日に社内で「ある問題」について話していたら、「その手があったか!」と気付かされる意見をもらったので、次の2〜3時間の間に、いわゆる関係者数名を集めて「どう思うか」聞いてみた。みんな…

神保町エチオピア(その2) 

昨日はカレーにありつけなかったので、今日は反射的に神保町に行ってしまいました。買いたい本もあったし、楽器屋さんにも行きたかったので、みんな揃う神保町は、僕にとっては素敵な街です…。今日は、エチオピアに行きました。エチオピアについては既に書い…

書評 〜M&Aで生き残る企業、消え去る企業

「M&Aで生き残る企業、消え去る企業」(堀紘一、藤田勉共著)を読んだ。この本で、堀氏が述べている「社格」については、なかなか面白かった。社格とは、人間について人格があるように、会社について社格があると見たらよい。「社格」を形成する要素には…