2008-01-01から1年間の記事一覧

徹底した差別化

今朝一番の仕事は、ビデオ会議だ。米国のグループ会社の人たちとの議論。その人たちとは、週一回は会議を持るので、お互い知った仲である。毎回、テーマを決めて、1〜2名がプレゼンをするという形式でやっている。今日は、比較的玄人好みのアイデアを持った…

人は見た目が9割

今日の仕事は、取引相手の方に僕がインタビューをするというものだった。この方はシニア・マネージャーで、会社としての意見を伝える役割を担う。ご本人の顔立ちはポーカーフェイスで、実際に話しているときもポーカーフェイスだった。しかし、強調すべきと…

消耗戦を勝ち抜く

近頃の仕事では、マネジメントの比重が高い日々が続いている。マネジメントというと、「管理」的な印象を受ける人がいるかもしれないが、戦略的な仕事もやっている。たとえば、意思決定は迅速にしているつもりだし、ここぞという場面では、新しいことを手が…

書評 〜 スター主義経営

「スター」と「経営」いう言葉の組み合わせに違和感を感じて、手にとって読んだ。何故ならば、スター・プレイヤーに頼ったチームは上手くいかないだろう、と思っていたからだ。読み始めてみると、本の内容は違っていた。「スター」の定義は、「プロフェッシ…

神保町マンダラ

マンダラはインド料理のお店。神田の三省堂でいつものように本をまとめ買いした後に、はじめて行ってみた。お店の場所は、神保町の交差点近くなので、三省堂からは歩いて5分ほどである。お店は、地下にあってやや分かりにくい…。 サグチキンというほうれん草…

色によるブランディング

今週は、時間の合間を利用して、ある証券会社主催のセミナーに参加していた。この証券会社。2色をブランドのカラーに使用して、セミナー会場のあちらこちらにその色を使っている。嫌味にならない程度に…。メイン会場では、スピーカーが話す壇上の背後に、曲…

より良い会社にしよう…

今日は、いろいろなチームの人たち、計8名ほどの間で、会社に対する意見や仕事環境についての意見を交換するという企画があった。良い会社にしたいという意見から、良い会社ってなんだろうという話になった。そのグループによると、噂が口コミで拡がるよう…

捨てることの効用

僕の勤める会社は金融業に属し、仕事のスピードは速い。製造業や他のサービス業と比べたことはないので、どの程度速いのか、そもそも速いのかは分かり兼ねるが、大規模な設備を必要としない業界ゆえに、スピード勝負になるというのは理屈で説明できるだろう…

整体の威力

昨年末にスキーで肩を怪我して以来、2ヶ月ぶりの八方尾根になります。怪我が治るのに1ヶ月以上かかって、そのうえ仕事が忙しく、出張などいろいろ続いたので、今日は足慣らし程度で済ませようと思っていました。今日は、ものすごい大雪です。八方に着くま…

枠を超える

今日は、部下のひとりと、その人の今年の目標について話していた。その部下が立てた目標は、どれも申し分ないものだった。昨年までの実績と比較しても、今年の目標はチャレンジしがいのあるもので、目標の高さという点でも良い内容であった。更なるチャンス…

自己実現の意味

自己実現という言葉を仕事の世界ではよく使う。なんのために仕事をするのか、という問いの答えに使われることが多いからだ。仕事と自己実現が結びつくと、思わぬ力が出る。そして、その力をバネにして、仕事をこなし、新しい仕事を作り、または新しい仕事を…

判断力を常に備える 〜 成長持続への準備

ちょっと前の号にはなるが2008年1月28日号の日経ビジネスで、面白い企画があった。その企画では、自民党を企業とみなし、会社四季報(日経だから書名は「日経会社情報」か…)が報じるようなスタイルで企業分析を行っているのである。当然に、自民党の問題点…

志を持つ

マネージャーの仕事の1つに、部下の人事評価がある。若手の評価を行っていたときに、ふと、自分が今の会社に入った頃を思い出した。それは9年前の出来事…。入った当初は、会社の収益や、お客さんの数、ビジネス戦略、などを強く意識することはできなかった。…

完璧を求めない

自分に厳しい人って、他人にも厳しい傾向があると思う。僕は、その緊張感がとても好きだ。特に、プロフェショナルの関係においては…。一方で、人の器、懐の深さという言葉も好きだ。器にはいろいろな定義があるが、その一つに、誰かがへまをしても、「ああ、…

自分で判断すること〜ウェブ時代をゆく

「ウェブ時代をゆく」(梅田望夫著)を読んだ。「ウェブ進化論」の続編です。(記事はコチラ)この本は、前作とは異なり、仕事術やキャリア術につながる話が中心である。その手の本では、久しぶりに読み応えのある本だった。サブタイトルの「いかに働き、い…

出張の成果を高めるには?〜プラスいろいろな出張術

出張から帰ってきました。海外出張が多いので、あちこち行ったり来たりするのは結構大変です…。 ※ ※ ※ ※米国西海岸からの帰りは、昼間に現地を出て、夕方に東京に着くパターンが多いので、機中は少しだけ寝て、あとは起きて過ごす。機中は絶好のビジネス・ス…

学びを共有 〜 Share Learning Experience

「学びの共有」とは何でしょうか?最近、こういう機会が増えました。 大きなカンファレンス(会議)や研修があった後に、「自分はこんなことを学んだ」とか「これからこんなことを試してみようと思う」ということを人とシェアする。それにより、自分の頭をリ…

英語の学習 〜 Casual talk in English

今日から、Pebble Beachというところで、会社のカンファレンスが始まった。ゴルフをやる人なら、憧れの地であるに違いない。全米オープンが時折開催される場所でもある。モントレーの近くに位置し、サンフランシスコから車で2時間半くらいだっただろうか。…

書評〜ウェブ進化論

「ウェブ進化論」(梅田望夫著)を読んだ。丁度2年前に書かれた本で、今読むと、ネット社会の動きが本当に速いことが分かる。おそらく2年前に読んだら「?」という部分も今では当たり前になっている。グーグルが果たしている役割について記述があったが、…

自分へのコーチング 〜 まず出来ることは何か?

自分で自分をコーチすることは、孤独ではあるが、難しくはない。普段の仕事から例を拾ってみよう。今日は、いろんな人と話したり、今後のビジネス戦略に関する会議に参加した。そこでいろいろな考えを見つけては、自分のアクションプランに落とし込むという…

思考の回転を意識的に速めて得られること

僕が勤める外資系の会社は、米国が本社になります。グローバルのCEOがサンフランシスコにいて、収益ならびに人員ともに米国拠点が世界の中で最も大きい。そのためか、米国西海岸の文化的な影響が強く出ているようだ。米国に出張で来て、働いてみて、いつも思…

自腹で学ぶ意味

先日、散髪に言った。かれこれ10年近くお世話になっている理容師さんとの会話は、いつも楽しみにしている。その理容師さんは、チェーン展開している理容室でかなりの責任を任されていて、彼のお店での振舞いや会話から覗くことのできる考え方が、リーダー…

ベスト・アンド・ブライテスト 〜 自己管理

今朝から、梅田望夫さんの『ウェブ進化論』を読んでいる。実は、この続編の『ウェブ時代をゆく』を読みたくて、その前に出された著書から順に辿ってみようと思って、急遽読み出した。読み始めるとこれが面白い。全体の書評は別の機会があれば書きたいが、読…

上司が担う2つの機能、リーダーシップとマネジメント 〜 気力の充実を伴おう

マネジメントの仕事が忙しい。僕の中では、マネジメントとリーダーシップという言葉を次のように使い分けている。リーダーシップ:リーダーはいわゆる人を率いる役割。チームの目標を立て、それを示し、コーチング等の方法でチームメンバーのレベルアップを…

変わらないものと変わるもの

今朝は部下との1対1の会議ではじまった。この1対1の会議を英語では、one on oneと言うらしい。最初は何かthree on threeみたいで、表現としてなかなか馴染めなかった。会議はちょっと難儀した。別の部署の人からその部下へのフィードバックを頂き、それを伝…

大胆な政策 〜 年間計画をスピード感をもって実行するには?

今年もお仕事が始まって、2週間が経過しようとしている。1年は52週しかない。そのうち、GWの1週間と、クリスマス〜年末休暇の2週間は仕事をしないかスローダウンするから、実質は49週ほどだろう。さらに、個人としては1年に数回は連続休暇を取る。合計で2週…

下北沢、Magic Spice

下北沢にあるMagic Spiceに初めて行った。このお店、先週前を通って気になっていた。今日も、たまたま前を通り、お昼どきでもあったので中を覗いてみると、中から店員さんがにっこり挨拶に来た。吸い込まれるようにして中に入った・・・。混んでいてびっくりし…

自主的に取り組む組織 〜 年頭のチーム・プレゼンから思うこと

今日は、チームの人を対象に、今年のチームの目標について話した。2003年の12月より、チームをまとめる役割を担ってきたので、これで5回目となる。僕の勤めている外資系の会社は、12月に数字をまとめる。つまり、ビジネスの目標や計画は、1月〜12月で組み立…

会議の目的と流れ

良い会議と悪い会議について考えてみたい。今回は、「会議の流れ」について。話の流れと言っても良いだろう。「会議の流れ」を変える必要があるのは、どんな場合だろうか?1つは、議論が会議の目的からずれているときだ。他には、新しい話題や視点について…

日本の位置

今日は某証券会社の年頭セミナーがあって、日本経済の話題や政局の行方などの話があった。竹中平蔵さんもスピーチし、大変盛況だった。話題の一つに、東京の国際金融センター構想に向けた取り組みというのがあった。現在、国際金融センターと目されているの…